2019.9 - CONFORT no.170「古い建物を活かす術」

CONFORT no.170 2019 October 「古い建物を活かす術」

無印良品が考える古民家改修 MUJI BASE 鴨川/ 千葉県鴨川市
企画/ 良品計画
改修設計/ 岸田一輝+安藤涼介（あわデザインスタジオ）

11ページにわたり特集されております。

表紙にもしていただいた襖、表裏８枚分、奥の部屋２枚と天袋の３作を納めました。床の間の壁は挟土秀平さんが手がけられたものです。当初は白地でしたが、襖が納まった後に襖と連動した表現が必要だと感じられ、ダイナミックなうねりを加えられたそうです。挟土さんの左官魂を感じます。こちらは是非手にとってご覧いただきたいです。

今回、無印良品代表取締役会長の金井政明さんが、2016/no.148のコンフォルトの特集を見ていただいたのがきっかけで、今回のプロジェクトに関わらせていただきました。金井会長をはじめ、皆様エネルギー溢れる方々に工房まで足を運んでいただきました。ライターの豊永さんには大変お世話になり、感謝いたします。関わっておられる全ての方の情熱を感じずにはいられないプロジェクトです。

表紙の襖は野田拓真が下見で鴨川市を訪れた際に感じた生命力、みずみずしく美しい光を放つこの土地を表現したものです。詳細はworksにて。